近年では副業で、ものづくりをする人が増えています。
街では、至る所でハンドメイドのフリーマーケットが開催されているのを見かけますね。
ものづくりが大好き、という専業主婦の方はたくさんいます。
でも主婦業の傍ら、副業として始めようとすると、難しいことが色々あるのではないかと、しり込みしているのではないでしょうか。
ものづくりで副業をはじめるなら、今がおすすめです。
ものづくりの市場規模は1兆円とも言われ、今、日本でブームの副業として、テレビで取り上げられることが多くなっています。
行政も、ものづくりをする人たちに着目し、町おこしとして、イベントをバックアップしているところもあります。
ここでお伝えする、専業主婦が、ものづくりを副業としての始める方法を実践すれば、数万円の収入を得ることができます。
数万円と言えば、家計の足しには十分な金額です。
現実的な副業のやり方を解説します。
何を作ったらいいの?
まずはリサーチしましょう。
近所のハンドメイドのお店や、手作り市に足を運び、どんなものが出回っているかを調査します。
すでにリサーチ済みの人もいるかもしれませんね。
ものづくりが好きな人は、自分で作るだけでなく、他の人の作ったものを見るのが大好き、という人も多いです。
情熱をもって打ち込めるものでないと、売れる作品は作れません。現在活躍している作家さんたちも、はじめは自信作から世に出しています。
ただ、ものづくりはライバルだらけの世界です。
私の友人は“ペーパークラフトのブローチ”を作っていますが、すでに作家さんがたくさんいるので、彼女は“濡れてもいい、ペーパークラフトのブローチ”というオリジナリティーな要素を一つプラスしました。
品質以外に、モチーフで個性を出すのもいいですね。
どうやって売るの?
次に販路を考えます。
販売サイトを利用する
メルカリ、ココナラなどの販売サイトを利用するのが手軽です。
子育て中で、自由に外出できなくても問題ありません。
初期投資も不要なので、ここで、ある程度自信がつくまでがんばるのも方法の一つです。
セレクトショップに置かせてもらう
雑貨などを販売しているセレクトショップにある“レンタルボックス”というものを利用させてもらいましょう。
レンタル料金を支払い、お店のスペースを借ります。友人と折半で借りることができれば、出費が抑えられます。
まずはオーナーと話をして、お店のコンセプトと自分の作品の共通点など、レンタルボックスを借りる交渉をしましょう。
その時はサンプルを持っていくことも大切です。
ただし、オーナーは作品だけでなく、作家の人柄や信頼度も見ていますので、社会人としてのマナーには配慮しましょう。
もし、作品を置かせてもらうことができたら、置きっぱなしにせず、できるだけ商品を入れ替えるなど、お店に足を運びましょう。
オーナーから、お客さんの動向、売れ筋などの情報を得ることができます。
イベントに出品する
起業が企画したものや、行政が商店街に協賛したイベントに出品しましょう。
さらに、セレクトショップのバイヤーが見に来ていることもあるので、販路拡大のよいチャンスです。
自分で起業する
ある程度実績を積んできたなら、思い切って企業も視野に入れましょう。
慎重な判断が必要です。
コアなファンが一定数できてくると、安定した収入が期待できます。
一度売れ始めると、長く売り上げが伸びるのが一般市場の商品と違うところです。
まとめ
- 作品は得意なものでOK。オリジナリティーをプラスするのが大切。
- まずは販売サイト、お店のレンタルボックス、イベントで実績を積むことで、数万円をゲットする
今回は専業主婦の方が、数万円収入を得るための方法を中心にお伝えしましたが、最も重要なことは、ものづくりのスキルを磨くことです。
自分よりレベルの高い人に習うなど、向上心も維持しながら、自分らしく、“ものづくりで副業”をしてもらいたいと思います。