転職時に良くある裏切り!こんなはずじゃなかったをなくそう。

転職知識

転職って誰でも不安になりますね。

新しい職場はどんな人がいてどんな仕事をして、どんな待遇なのかって実際入社してある程度働いてみないとわからないことだと思うので当たり前だと思います。

しかし入社してみてからこんなはずじゃなかったっと思った時には時すでに遅しで、我慢をしながら働くか、また新し職場を探すかなんて言う悪循環に陥らないために未然に防げるものなら防ぎたいはずです。

しかし働いたことのない職場について100%理解してから入社するなんてことは実際かなり難しいことだと思います。

それでも未然に防ぐことのできることも少なからずあるかと思いますので是非転職時の参考にしていただければなと思います。

転職時のトラブルについて

新しい会社で働くにあたって不安はつきものだと思います。

そして実際行ってみると不安的中なんてことになりたくはないと思いますが転職後のトラブルとして多いのは以下のような内容ではないでしょうか。

  • 人間関係や社風が合わなかった
  • 聞いていた仕事と全く違う仕事をさせられた
  • 給与、給与形態が違った
  • 労働条件や労働環境がひどかった

入社前は人間関係や社風はなかなか事前に分かりづらいところもあったり、また仕事内容についてはすべてを伝えることが難しいように思います。

しかし給与やその他の労働条件については事前に確認できる部分であり、確認することでミスマッチを防ぎ、不安も除けるのではないでしょうか。

転職の際に確認しておきたいこと

ミスマッチを減らすために新しい会社に入社するにあたって確認しておきたいことは多々あると思います。

ありすぎて何を聞いていいか分からないという方のためにまとめてみました。

部署の雰囲気が知りたい
  • 職場の男女比や年齢構成
  • 勤務場所の風景
  • 退社時間は何時ころか
  • 休日の勤務状況
  • 昼食の取り方
仕事内容が知りたい
  • 一日の仕事の流れ
  • 入社後まず最初にする仕事
  • 仕事をどのように教わるか
待遇面・福利厚生面
  • 有給や産休育休の取得状況
  • 年収
  • 休みについて

 

上記のようなことを事前に確認しておくことで、入社後のイメージがわくのではないでしょうか。

あまり聞きすぎるとマイナスイメージではないかと考えがちですが、もちろん聞くタイミングはあるかもしれませんが、これから自分が働くかもしれない職場ですから気になることは確認すべきだと思いますし、自信をもって答えられない会社で安心して働くことができるのでしょうか。

もし自分で聞く勇気が出なさそうだと思う方は転職エージェントやハローワークを通して応募をすれば会社との間に入っていろいろ確認してもらうことができます。

労働条件通知書をもらおう

これまで新しく入る会社について確認しておくべきだと述べてきましたがさすがに労働条件について、事細かに確認するのは気が引けると思います。

しかしそういったミスマッチを防ぎ、嘘や違法な条件で採用することを抑止するために労働基準法で書面もしくは口頭で決められた項目について通知しなければならないという風に定められています。

以下の通りです。

書面により明示しなければならないもの(絶対的明示事項)

  1. 労働契約の期間に関する事項
  2. 期間の定めのある労働契約を更新する場合の基準に関する事項
  3. 就業の場所及び従事すべき業務に関する事項
  4. 勤務時間、残業の有無、休憩時間、休日、休暇
  5. 賃金について、計算及び支払いの方法、賃金の締日と支払日、昇給に関する事項
  6. 退職に関する事項(解雇の事由を含む)

口頭での明示も可能なもの(相対的明示事項)

  1. 退職手当について
  2. 賞与等及び最低賃金額に関する事項
  3. 労働者に負担させるべき食費、作業用品その他に関する事項
  4. 安全及び衛生に関する事項
  5. 職業訓練に関する事項
  6. 災害補償及び業務外の傷病扶助に関する事項
  7. 表彰及び制裁に関する事項
  8. 休職に関する事項

会社側はこういった法令対応のために上記のような内容が一通り記載された書類として労働条件通知書という書類を発行している場合が多いです(書類名は会社によります)。

つまり、労働条件通知書を発行してもらうことで労働条件についての一通りのことは確認することができますので、入社前に発行してもらえるかは会社次第ですが内定した段階で発行してもらうようにお願いしてみましょう。

聞いていた労働条件と違う場合は

もし事前の情報と違った場合は騙された!と早まらずに上司や人事担当に相談しましょう。

その際にあると便利なものをまとめておきます。

  • 応募した際の求人票
  • 労働条件通知書
  • 内定までにやり取りしたメール

捨ててしまいがちですが入社後しばらくはとっておいたほうが無難です。

また「口頭で言われた」は証明が難しく認識違いで終わるケースが多いので大事なことは形あるもので残しておきましょう。

まとめ

転職の際の不安は誰しもが持っているものですが、自分はどんなことが不安かをはっきりさせて、確認することで解消できることも多いと思います。

そのための方法として転職エージェントや労働条件通知書はとても役立つツールですので是非活用し、皆さんが安心して長く働ける会社に就職できることを願っております。

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