何故転職せざるを得ないのか?そのきっかけと実例

転職知識

転職を考えるきっかけは、人それぞれです。

「もっと給料が高いところへ転職したい」、「もっと大きな仕事がしたい」という人ばかりではありません。

不満を抱えながら働いていたものの、ある日コップ一杯溜まっていた水が溢れだすように、耐えられなくなって・・・

そんな経験はありませんか?

「人間関係に疲れた」、「ハードワークを続けた結果、体を壊した」、「リストラされた」など、心や体に傷を抱えている人もいます。

もしも女性なら、「子育てのために、休職や転職を考えなければならない」人もいるでしょう。

今、やむを得ない理由で「転職」と向き合っている人は、きっとあなただけではありません。

転職理由は自己都合だけではない

転職は、多くの場合が一身上の都合です。

でも、履歴書には「一身上の都合」と書いても、その一言では語れない真実もあるものです。

  • 子育てや介護
  • 離婚
  • リストラ
  • 左遷
  • イジメ

など、声に出せることも、出しづらいこともあります。

リストラ

リストラとは、元々は「組織の再構築」という意味です。

日本では、事業や部署の縮小のため、「一部の従業員を解雇」するという意味で、使われることが多いです。

いずれにしても、このリストラのショックは、経験者でないとわかりません。

ある日突然「まさか自分が?」と、凍り付いてしまった経験はありますか?

私は、もう15年程前ですが、会社の吸収合併時にリストラを経験しました。

「こんなに一生懸命働いて、結果を残してきたのに」という思いから、自分の歴史を否定されたようで、とても傷いて落ち込みました。

同時に、「何故自分が?」、「どうしてあの人は残れるの?」と思うと、同僚との会話が苦痛にもなりました。

「自分は評価が低かったのだ」と自信を失い、新しい就職先を探すにも不安で、なかなか前に進めませんでした。

これを払拭できたのは、転職先で、理想通りの結果が出せるようになった時でした。

2年くらいかかったと記憶しています。

パワハラ

例えば上司のパワハラは「人間関係」の一つですが、辞めたいと追い込まれるのは部下の方です。

これは、私の知人の話になりますが、彼女はある女性中心の職場で、直属の上司(女性)のイジメに遭いました。

同じことをしても、「自分は怒られるけれど、他の人なら怒られない」のは勿論、明らかに自分に向けられた悪意を感じたといいます。

それだけではなく、その他の同僚が知人と話をするのを嫌い、無視を強要するようにしたそうです。

まるで「小学生のようなイジメ」の現実に、知人はどんどん活力を失っていきました。

数か月経って、ほとんど病んでしまったようになったその後、知人は退職することにしました。

すると、「以前に入社した人達も、みんな同じ理由ですぐに辞めてしまった。後任のために訴えて欲しい」と、同僚から懇願されたそうです。

私なら、「そんなくらいなら、何故あなた達が声を上げないの?」と思ってしまいます。

しかし、知人は元来正義感の強い人だったので、もっと上層部に抗議をしたのです。

ここで大事なポイントは、「上には上がいる」ということですね。

結果、その上司は事実上処分され、会社を辞めざるを得なくなりました。

知人も晴れて「転職」と思いきや、今でもそこに勤めているのですから、その勇気が実を結んだわけです。

自分で働き方の選択をする時代

女性なら、「子育てのために、休職や転職を考えなければならない」人もいるでしょう。特に子供が小さいうちは、「たくさん働きたくても働けない」現実がつきまといます。

また、子供が病気で仕事を休まなければならない時、肩身が狭くなり、辞めたいきっかけになる場合もあります。

しかし自分が思っているほど、周りに理解のない人が多いわけではありません。

実際、同じ子育て経験者の女性なら、わかってくれる人が多いです。それでも、より融通が利くところへの転職を希望するなら、当然そうするべきです。

アルバイト・パートなどの時給労働や派遣など、本来働き方は自分で自由に選べるのです。

現実男性でも、正社員でない人がたくさんいる時代です。

そして以前と比べて人手不足の会社も多く、受け入れてくれる先も、多くなったと思います。

昔はなかった、在宅ワークという選択肢もあります。

今は、自分で働き方の選択をする時代なのです。

働き方改革を進める中で

ここまでは、転職を考えざるを得なかったきっかけと、その実例をあげてきました。

最後に、日本が目指している「一億総活躍社会」について考えてみましょう。

「一億総活躍社会」の対象者は、勿論国民全員です。

年齢、性別、障害の有無に関わらず、一人ひとりが、個性と多様性を尊重され、家庭、地域、職場で、それぞれの希望がかない、それぞれの能力を発揮できる。

そして、それぞれが生きがいを感じることができる社会を目指すという意味です。

私の偏った解釈によれば、「日本経済のためには、多くの働き手が必要なのです」ということになります。このままでは、少子高齢化に国が耐えられないからです。

その一環として、「子育て支援や」、「働き方改革」があります。

働き方改革の中に、非正規雇用の待遇改善を図るための文言、高齢者の就労の促進のための文言、長時間労働の是正のための文言などがあります。

法により、既にこれらのことが動き始めています。

これらには、「裏を返せば?」と考えると、メリットもデメリットもあるのですが・・・。

少なくとも、年金を貰える65歳を過ぎても、働かなければ生活が苦しい世帯が多いのも事実です。

また、前述した通り働き手が必要なのです。

それならば、無理なく長く働けるのが理想になり、仕事でストレスを抱えていては、生き残れない時代が来るかもしれません。

ストレスを抱えないためにも、「転職」という選択肢は、もっと肯定的に捉えるべきではないでしょうか。

そして、今「転職」に向き合っているのはあなただけでなく、決して一人ではないのだと、思って頂ければ幸いです。

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