必勝!転職の不安に打ち勝つ方法とは?

転職知識

「転職したいけれど不安・・・」と思うことは、誰しもあると思います。

現実転職をするには、かなりの手間とエネルギーが必要になります。

「今の仕事を辞めたいけれど、自分にはムリ」と、最初から諦めていませんか?

今回は、その不安の正体と、不安に打ち勝つ方法を説明していきます。

なぜ、転職を不安に思うのか

不安というのは、悪いことが起きるから起こる感情ではなく、悪いことが起こるのではないかと考えるあなたの”考え方”から起こる物です。

例えば同じ災害が起きたとして、『死んでしまうのではないか』と不安に考えてしまう人もいれば、『備えているから大丈夫』とポジティブに考える人もいます。

これを転職に置き換えると、なぜ不安に感じるのか?を明確にし、考え方を変えるのが一番の近道になります。

自分に自信がないことによる不安

現在の職場での人間関係が、上手くいっていないと感じていませんか?

上司や部下と上手くコミュニケーションが取れていないと感じたり、職場の中で居場所がないと感じたり、そういう場合は自分に自信が持てなくなるものです。

また、同期の中で後れをとっていると感じてしまうなど、他人と自分を比べると、陥りがちな自己否定もあります。

現在の職業が自分に向かなくて、結果を出せなかったために、「できない」という扱いを、わざわざ自分自身に向けてしまっている場合もあります。

ですが仕事によって向き不向きがあり、全てを網羅して完璧にこなせる人はごくわずかです。

例えば素晴らしいものを作れる芸術家がプロ野球選手並みに野球が得意という事はあまりないですし、プロ野球選手がプログラマーの様にバリバリプログラムを書けるというのも稀です。勿論プログラマーはトップセールスマン並みにセールスが得意という人も少なく逆にセールスは得意だけどパソコンを使う事務処理が苦手というセールスマンも数多くいます。

誰もが誰かと比べるとできないことがあり、できないことを出来るようにするのも良いですが、得意なことを伸ばすほうが圧倒的に早いでしょう。

環境の変化に対する不安

例えば、現在の職場で勤務年数が長いと、“いつも通りに通勤し、いつも通りに仕事ができる”ことを捨てるのは、なかなか容易ではありません。

面倒な手続きなどに時間を取られますし、諸々のストレスと、「転職したい」エネルギーとを計りにかけると、日ごとに気持ちが揺れ動くこともあると思います。

また、子育てにお金がかかるなど、家庭の事情がある中、現状から未知の世界へ踏み出すには、かなり勇気が必要です。

変化に対する不安の多くの原因は知らいないという事から来ます。

転職先がどんな環境で、どんな仕事をするのか?転職はどういった流れなのかなど、知らないことがあると不安という感情になります。

変化に対する不安がある場合は、まず転職エージェントに相談するとよいでしょう。転職を悩んでいる段階でも色々とアドバイスをくれます。

転職の不安に打ち勝つ方法とは?

では、どうすれば、転職の不安に打ち勝つことができるのでしょうか?

自分の気持ちに正直になること

最初から「ムリ」ではなく、まずは自分の気持ちに正直になってみましょう。「本当に転職したいのか?」「それは何故なのか?」を、きちんと整理してみて下さい。

あなたは、「なぜ、転職をしたいのですか?」と質問をされた時に、はっきりとした理由を答えられますか?

もしも「○○の仕事に挑戦してみたいから」と答えられるなら、理由ははっきりしていますよね。

しかし、やりたい仕事が自分でもわからない人だって、実際大勢います。

それでも転職をしたいということは、「○○がやりたい!」ではなく、今の会社や、自分の現状に不満があるのだと思います。

それでは、「現状の何が不満なのか?」をきちんと整理できていますか?

「会社の××に不満だ!」「××が辛い!」と、すぐに言う事ができれば、それこそあなたが転職したい理由です。

不満を持つこと=わがまま、落ちこぼれ、という時代ではありません。

むしろ問題意識を持って、目標を持つことが出来なければ、現状を変えることは不可能なのです。

結果を考える前に、自分に向き合ってみることが大事だと思います。

転職したい理由を具体的に書き出す

自分の気持ちと向き合って、きちんと整理できれば、「転職する」「転職しない」の選択は、もっとスムーズにいくはずです。

その上で、不満、願望などを書いていきます。

職種、給与、勤務地、勤務時間、福利厚生、人間関係など、様々なことが考えられます。

ノートや手帳に書き出す、ドキュメントなどにメモを打ち込むなど、方法は何でも良いのです。

大事なのは、自分の気持ちの整理なのですから。

あなたが整理して書き出したことが、そのまま転職先への希望条件になるわけです。

自分の希望がはっきりしていると、それを履歴書や面接にも活かせるので、面接本番で頭が真っ白になることも、なくなります。

勝った!と意識できる瞬間

もしもあなたが、やりたいことを仕事に出来たなら、それだけで「勝った」と言えると思います。

何故なら、1日24時間のうち、睡眠時間を除いて考えると、16時間程しかありません。

16時間の半分以上を仕事や通勤に費やしているはずです。

それだけの時間を費やすなら、“好きなこと”に費やした方が、幸せに生きられますし、自慢できることだと思いませんか?

私は以前、自分の好きな仕事をしていましたが、結婚・出産で、その仕事を辞めざるを得なくなりました。

その仕事をしている時は「さすが!」と褒められたり、人から頼られたりと、今思い出してみても、幸せでやり甲斐がありました。

給与も自分の思った以上頂けたのですが、逆にお金を使う暇がなくて、使い方がわからないくらいでした。

「お金の使い方がわからない」なんて、今では考えられません。(笑)

それから、子育ての都合に合わせた働き方をしてきましたので、全く違う職種をいくつも経験してきたのです。

違う職種で働くことに、最初は抵抗がありました。

でも、ある時、全くの成り行きで、苦手な職種で働くことになり・・・

結果、そこで予期せぬ出世をしてしまったのですから、人生何があるかわかりませんね。

結果がついてくると、自分に「勝った!」という気持ちになれました。

ここで大事なポイントは、人と戦うのではなく、自分と戦うということですね。

おわりに

現代は、“終身雇用制”の時代ではないと思います。

こちらが辞めたくないと思っても、会社の倒産やリストラなど、珍しくはありません。

そんな時代だからこそ、自分から職を選ぶことに悩むより、まずは、“一歩踏み出す勇気”を持ってみることを、お勧めします。

この記事が、少しでも読んで下さった方の、お役に立てれば幸いです。

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