お給料面だけを考慮して選んでしまうと、思っていた以上に仕事がハードであったりして、想像していた生活とはかけ離れた生活が待っている可能性がかなり高いと思います。
昔に比べて、遊びも充実している現代では、やはり仕事以外の楽しみも増えていると思います。
旅行も、以前より当たり前に安く行けますし、施設やテーマパークもかなり増えていますし、インターネットの普及により、家の中でも楽しく過ごすことが容易にできるので、仕事以外のやりたいことが見つけやすい時代です。
以前は仕事ばかりの生活になることが当たり前だったと思いますが、今の時代では、仕事以外の日常も充実させることができる仕事を選ぶことがかなり大切になってきていると思います。
給料が高い場合のメリット、デメリット
もちろんお給料が高いに越したことはないと思います。
まず、お金があれば精神的な不安は減ると思います。
お金があるからこそ、充実した生活が送れるということも事実です。
しかしながら、アルバイトやパートでも大抵の場合は同じ事が言えると思いますが、特に正社員の場合、お給料が高いということは、高いスキルを必要とする、または責任の重い仕事を任されるということにつながります。
それが自分の好きなことで、楽しんで仕事に取り組めれば良いのですが、思っていた以上に過酷であったり、長い時間拘束されるなど、自分にとって想像していた以上の仕事であり、心が折れる可能性も高いものです。
そこで精神的に疲れてしまっては、日常を充実させることもできません。
私も以前、お給料が良い会社に勤めておりましたが、残業時間が長すぎて、とてもお休みの日を充実させる体力も気力もありませんでした。
仕事が終わると、外が真っ暗で、静かな状態でした。
私は、何の為に働いているのだろうと、その状態をむなしく感じました。
お店もほとんど閉まっていて、ご飯を食べに行くところもなく、遊べるような時間でもありませんでした。
友人や家族から電話がきていても、出ることもできず、でも仕事終わりは折り返しができるような時間ではありませんでした。
日常を充実させることを選んだ時のメリット、デメリット
では逆に、日常を充実させることも考慮して仕事を選んだ場合です。
もちろん、絶対にお給料の良い仕事が日常を充実させることができないというわけではありません。
ただ、時間がなかったり、心に余裕がなくなってしまった場合には充実させることは難しいのではないかと思います。
私が転職した時に、まず思ったことは過度な残業は通常の生活がしづらいので、残業時間がある程度少ない会社を選ぼうということです。
転職をして、夕方に帰宅できる会社を選んだことで、人生が変わりました。
早帰りができるような制度も整っていて、まだディナータイムが始まっていないような時間帯に早帰りで帰宅することもありました。
会社帰りに友人とお茶をして談笑するなど、以前の会社では考えられなかったのですが、当たり前にそんな時間がとれるようになり、一気に仕事以外の充実した時間がとれるようになりました。
ちなみに職種を変更しただけで、会社の知名度だけで言うと、以前の会社よりも有名なところでした。
結局探せば、今の時代、福利厚生が良い会社や条件の良い自分にあった会社があるということです。
何が自分にとって大切か
結局、自分がどんな生活を送りたいかということが、重要なのです。
もちろんやりたい仕事や職種もあると思いますが、本当にさまざまな仕事を見た中で、選んでいるのでしょうか。
これだと決めて、その職種以外を見ていない、もしくはお給料面だけを重要視していないでしょうか。
私は、最初はお給料が良い仕事の中から自分のやりたいと思う仕事を選びましたが、その後、全く違う職種に転職してみて、今まで考えたこともなかった仕事でしたが、その仕事を楽しんですることができました。
お給料の良い仕事につくことも大切ですが、多少、お給料は低くなったとしても、楽しんでできる仕事はたくさんありますし、以前とは違う見方をしながら仕事を選ぶことも重要だと思います。
生活が楽しくなるような仕事を選ぶことが、仕事を長く続けていくには必要だと思います。
ぜひ皆さんも自分にとって何が大切なのかもう一度考えていただけると、転職にも成功しやすいと思います。