転職エージェントとの面談には何を着ていくべき?OK服装とNG服装

転職知識

転職エージェントを活用して転職活動を進めようと思ったら、最初に行うことはエージェントに登録して面談日を設定することでしょう。
エージェントとの初めての面談では、いつ頃の転職を希望しているのか、どのような求人を求めているのか、希望条件など詳細を伝え、今後の転職活動の計画を立てていきます。

その面談には、どのような服装で行けばよいのでしょうか?

答えはシンプルです。迷わずにスーツで行きましょう!

ここでは面談に行く際のNG服、OK服を紹介するとともに、スーツをお勧めする理由を説明します。

何故、エージェントとの面談にスーツで行くべきなのか?

転職エージェントとの面談は採用面接ではないので、スーツで行く必要はないと考えるかもしれません。

それでもスーツで行くことをお勧めするのは、服装による第一印象がその後の担当エージェントの対応に非常に大きな影響を与える可能性があるためです。

人は誰でも初めて会う人がどのような人間なのかを見極めようとするときに、目から入ってくる情報が判断材料となることがほとんどです。

髪、服装、靴、女性であればメイク、ネイルなど、派手な服装をしていれば派手な性格の人、地味な服装をしていれば地味な性格の人、というように服装による第一印象でイメージが決定されてしまうことも多いでしょう。

エージェントは友人ではないので、転職希望者の内面について深く知る機会は限られています。
故に、エージェントに「この人の転職活動を一生懸命サポートしたい」と思わせるような第一印象を与えることが大切なのです。

初めて会う相手に間違った印象を持たれないようにするためには、スーツは最もリスクの少ない服装です。

エージェントは面談時の服装で何を見ているのか?

実際に、服装による第一印象がどのような影響をもたらす可能性があるのでしょうか?

それは、エージェントが最初の面談において、どういった観点で転職希望者を見ているのかを知ることで理解できるでしょう。

エージェントが転職希望者との初めての面談で注目している3つのポイントをまとめてみました。

転職希望者の常識的な判断力を見る

転職エージェントのWebサイトを見てみると、「エージェントとの面談時の服装は自由です」と記載されているところがほとんどです。

どのような服装を選ぶのかは転職希望者が決めることになりますが、こうした状況で常識的な判断ができるかどうかは重要なポイントです。

服装は自由と書かれているので、本当に家で過ごすのと変わらないスウェットの上下で面談に来たとしたら、良く言えば「飾らない人」ですが、「常識に欠ける人」という印象を持たれるでしょう。

過度に自分をよく見せようとする必要はありませんが、TPOを考えた判断ができる人なのかをエージェントは見ています。

企業に自信を持って紹介できるかという視点で見る

転職エージェントでは担当制をとっているところが多く、専属のエージェントが転職活動をサポートすることになります。
非公開の求人情報なども専属のエージェントが選別し、担当している転職希望者に紹介します。

どの転職希望者に、どの案件を紹介しようかと考える際に、基準となるのは今までの職歴や職務経歴ですが、面談時に受けた印象が影響することは容易に想像できるでしょう。

エージェントは複数の転職希望者を担当しているため、常に担当している人材を比較しながら、求人情報とのマッチングを考えています。

せっかくの好条件の案件を他の転職希望者に回されないようにするためにも、エージェントに信頼してもらえる第一印象を与えられると良いでしょう。

企業の面接官の立場として見る

転職エージェントは求人している企業側に対しても適切な人材を紹介する責任があります。

そのため、紹介する転職希望者のレベルが、採用する企業に好ましく受け取られるかどうかは重要なポイントです。
企業の採用担当者はまだまだ保守的な傾向が強く、エージェントは採用面接で面接官に好印象を与えられるか否かという視点で転職希望者を見ています。

エージェントは、転職希望者を企業にマッチングして初めて評価されますので、できるだけマッチング率が高そうな転職希望者をサポートしたいという背景があります。

スーツでエージェントとの面談に来ている人は基本的なTPOはできていると考えられ、採用面接でも問題ないだろうという安心感を持たれます。

NG服装とOK服装

では、具体的にどのような服装がNGで、どのような服装がOKなのか男女別に見てみましょう。

 男性女性
NG服装Tシャツ・短パン、サンダル、派手すぎ、ダメージ系デニム、ピアス、無精ひげ、髪色露出過多、派手すぎ、ダメージ系デニム、

華美なアクセサリー、派手なネイル、髪色

OK服装男女ともにスーツ、ビジネスカジュアル、コンサバ系の私服

明記しておきたいのは、男性のピアスです。

プライベートでピアスをつけることは問題ありませんが、転職活動という状況下では、男性のピアスが好ましく受け入れられることは、ほぼありません。
また、男女ともに髪の色は若干茶髪程度であれば許容されますが、明るい茶色や金髪などはマイナス要素となります。

アクセサリー、髪色、ネイルなど、「転職活動だからOKではないか」と考えず、就活中にNGだったものは転職活動でもNGと考えておくと間違いはないでしょう。

面談の回数を重ね、エージェントとの関係も構築できたと考えられるようになれば、ビジネスカジュアルやコンサバ系の私服でエージェントと会うことは問題ありません。

まとめ

転職活動でお世話になる転職エージェント。せっかく活用するのであれば、最大のサポートを得られるようにしたいですね。

そのためには、面談時に「この人をサポートしたい」とエージェントに思わせるような第一印象を与えることもテクニックのひとつです。

スーツ姿で面談に現れ、職歴や職務経歴についててきぱきと説明し、今後の希望やプランについて熱く語ることができれば、エージェントが受ける印象はかなり高いものになるでしょう。

プロフェッショナル感を出すためにも、エージェントとの面談にはスーツで行くことをお勧めします。

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