- 自己PRをするのが苦手
- 何を話せばよいかわからない
- 転職活動に自己PRは必要なの?
このような悩みにこたえていきます。
自分を分析してそれを相手に伝えるというのは難しいものですが、自己PRをしっかり行い面接でハキハキ答える事が出来れば、転職を有利に進める事が出来ます。
では、どのようにして自己PRを話したり書いたり出来るようになるのか、また、その注意点について紹介していきます。
自己分析
自己分析をしっかり行う事が出来れば自己PRも問題ないでしょう。
しかし、その自己分析というのが難しく、それが出来ないから自己PRも中途半端な結果になってしまいます。
正しく自己分析をしていく事から始めていきましょう。
自己分析のやり方は過去に経験した事で何かに頑張った事や努力してきた事に対して「何故?という疑問を持つ事から始めて下さい。
例えば学生時代部活を頑張った人であるなら「何故部活を頑張っていたのだろうか?」と疑問を持ちます。
その答えに対して更に「何故?」という疑問を持ちます。
そうやって自分が過去に頑張っていた事に対して深堀をしていく事で自己分析がしやすくなるわけです。
頑張った事に対してだけではなく、辛かった事に対しても深堀していく事で自分の長所や短所の部分が明確に見えてくるはずです。
自分には見えていない部分も第三者なら客観的に見てくれていますし、信頼出来る友人や家族でしたら自分の知らない部分を教えてくれるかもしれません。
自己PRのまとめ方
自己分析をして自分の長所や短所などが分かったとしても、なかなか文章をまとめられず苦労すると思います。
どのようにまとめたらいいのか、説明していきます。
自分の長所と短所を書き出す
自己分析が出来たらまず自分の長所と短所を書き出しましょう。
長所と短所を書く時には、短所から書き出し、その後に長所を書いた方が受け取り手の印象が変わります。
理由は話を聞いたり見たりした時に後者の方が印象に残ってしまうからです。
また、短所を書いた時に、ただ短所を書くだけでなく、この短所をどう克服したらいいのかを書き加える事で、短所を補おうとしていると分かります。
仕事内容に当てはめてみる
長所と短所を書いた後、その長所を転職先の企業でどのように活かしていけるかを書いていきます。
例えば
- 長所 → 几帳面
- 転職先 → 工場での物作り
だった場合、自分の几帳面さを活かし、物を作る際細かい所まで目が届き、納得のいく製品を作る事だ出来る!
といったように、長所をどのように活かせるのかを雇用側へアピールするといいでしょう。
今までの経験をほどほどに入れる
自分が今まで経験した仕事内容をアピールしてもいいですが、ほどほどにした方が無難です。
別業種からの転職の場合、アピールされても分かりにくいですい、同業種での転職でもただの自慢になる場合があります。
なので、「今までの経験を活かして~」ぐらいにおさめておきましょう。
面接等では自己PRの場面じゃなくても質問される場面が多いですし、職務経歴に記入するぐらいでいいです。
「思います」は使わない
「~だと思います。」というのは使わないようにしましょう。
思いますでは、語尾に力が入っておらず、自己PRとしては弱めな印象を受けてしまいます。
「自分の長所を活かしながら働きたいと思います。」
「自分の長所を活かしながら働きたいです。」
この文章を比べてみると後者の方が言葉の強さが違ってくるとは思いませんか?
絶対に使ってはいけない訳ではないですが、自己PRを書く中で絶対にここだけはアピールしておきたい文章の場面では使わないようにしましょう。
自己PRの例文
では、先程のを踏まえて簡単ですが例文を紹介していきます。
「私の短所は、熱くなると周りが見えなくなる事があり、その度に後からもう少し考えてから行動すれば良かったと反省をする事が多々ありました。
その為、何か行動をする場面では、一度冷静になり、しっかり考えてから行動するように心がけてます。
その反面、一つの物事に対して妥協せず最後までやり通す事が私の長所になります。
御社(書く場合は貴社)に入社した際には、自分の長所と培ってきた経験を活かし、お客様にも自分達にも納得のいく製品を作りたいと考えてます。」
いかがでしょうか。
ここまで読み、それでも自己PRが苦手という場合は上記の例文を参考に少し変更し使うのも良いでしょう。