転職回数が多いと転職に不利になってしまうのか?【具体的な回数紹介】

転職知識

やりたい仕事が見つかった時や、今の会社に不満がある人、体調面を考えて転職を考えてる人等、様々な理由で転職する人もいます。

転職回数が多ければ多い程、採用する側としても気になる所ではありますが、ただ単に転職回数が多いというだけでは転職に不利にはなりません。

では、どういう理由があれば転職回数が多くても不利にはならないのか、また、転職回数は何回までなら大丈夫かについて紹介していきましょう。

この記事を書いている人
現在ぼくは、海外の会社で採用担当をしており年間100人以上の履歴書の確認や面接を行っております。

勿論中には日本人の応募者もおり、逆に日本に帰国するスタッフに日本の会社を紹介したりもしています。

そんな採用の立場から見た情報を共有していきます。

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転職回数が多いと不利になるのか

転職回数が多いだけで不利にはなりませんが、その理由や、転職するタイミングによっては不利になる可能性があります。

どのような理由やタイミングが不利になりやすいのでしょう。

目的のない転職

目的のない転職を繰り返すのは転職に不利になってしまうでしょう。

ただ単に仕事が合わないから、嫌な仕事だから辞めるというのは最初こそ問題なく転職出来ても、回数を重ねるごとに雇用側からも不審に思われ不利になります。

また、こういった理由で簡単に転職を繰り返していると、仕事も身につきませんし、逃げ癖がついてしまい、腰を据えて仕事が出来る環境が作りづらくなるでしょう。

間隔が短い転職

間隔が短い転職を何度も繰り返していると雇用側から不審に思われ不利になります。

正社員として働いてもらうのであれば、長期的に働いてもらいたいと思うのが雇用側の考えであり、もしかしたらここも1年未満で辞めてしまうのでは?と思われてしまうと雇用もしづらくなります。

転職回数は何回までいいのか

転職した理由にもよりますが、20代で平均1~2回、30代以上ですと4回~以上転勤した事がある人も少なくありません。

その為転職回数が多くても不利にはなりませんが、さずがに20代、30代で転職経験が10回以上あると、理由が明確に合ったとしてもスムーズに雇用されにくくはなるでしょう。

また、資格をいくつか保有していたり、現場での経験、管理職としての経験がある場合、多少回数は多くとも即戦力として雇用される可能性が高まります。

短い期間の転職を繰り返す人は、その分資格や経験が不足と思われてしまうので、注意が必要です。

転職が多い事での強みとは

転職が多くても理由が明確であれば問題ないですが、転職が多い事へのマイナスイメージはどうしても残っています。

そこで転職が多い事での強みを知っておけば、転職活動でアピール出来るようになり、有利にする事が出来ますので、それを紹介していきます。

転職回数が多い強み1:豊富な知識がある

様々な企業を経験してきているのであれば、その企業での知識が転職先の仕事に役立つ事もあります。

同業職への転職はもちろん、他職種の転職経験も活かせる仕事であるならば尚更良いです。

にわか知識ではなく、深い知識を身につければ、それを活かせる仕事へ就きやすくなるでしょう。

転職回数が多い強み2:チャレンジ精神が高い

転職というのは今の現状より良くなるのか、悪くなるのか分かりづらく、非常に労力を使いますので、なかなか転職に踏み切れない人が多いのではないでしょうか。

その大きな労力にも関わらず、自分のスキルやキャリアアップの為に転職する人はチャレンジ精神が高いといえます。

チャレンジ精神は時に仕事に対して必要な事ですし、高いパフォーマンスを引き出す要素にもなりますので、その点をアピールできれば、かなりの強みになるでしょう。

転職回数が多い強み3:柔軟な考え方

同じ職場に居続ける事で経験を得る事も出来ますが、その企業独自の考え方に染まりすぎてしまい、いざ別の企業へ転職した時に、やり方が違ったり価値観の違いから失敗する事があります。

何度も転職をしている人は同じ考え方や、やり方に固執する事なく、柔軟な考え方ができ、それが仕事に対して一つの目線ではなく、様々な角度から物事を見れる事に繋がります。

様々な角度から物事を見れる考えたは企業にとって非常に貴重な人材になるでしょう。

まとめ

このように転職回数が多いことで単純に不利になることはないです。

ですが、20代、30代で平均より多い転職回数の場合、企業側が懸念することも多々あります。

理由なく転職を繰り返すのではなく、向上心を持ち会社から必要とされるスキルを身に着けながら転職を行いましょう。

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