気になる副業、どんな種類があるの?

副業

2018年1月、厚生労働省が「副業・兼業の促進に関するガイドライン」を作成したことにより、本業の勤務時間外に副業を持つことが奨励されるようになりました。

しかし、「副業」とひとくちに言っても、実際にどんな副業があるのか、自分に向いているのはどんな仕事か、更には自分には何ができるのか、よくわからないという人も多いでしょう。

ここでは副業の種類を紹介し、副業はどのように選べば良いのかについてまとめてみました。

副業にはどんな種類があるのか?

副業には様々なタイプの仕事があります。

世間には色々なニーズがあり、そのニーズを満たすための仕事もたくさん存在しているのです。

「えっ、それも副業にできるの?」と思うような仕事もあるので、興味を持ったらとりあえずチャレンジしてみることをお勧めします。

初心者向け

特にスキルなどは不要で、マニュアル通りに単純な作業をするような簡単な仕事が多くあります。

例:データ入力、アンケート回答、ポスティング、封詰め、DM発送など

趣味を生かす

趣味として楽しんでいたことを副業にすることで収入を得ることができる可能性があります。

例:ハンドメイド品の制作・販売、写真提供、デザイン提供、ペットのお世話など

特技を生かす

特技を生かして必要とされている業務やタスクを受注することができます。

例:得意な外国語を活かしての翻訳・通訳、漫画制作、家庭教師など

専門知識を生かす

独学やスクールで学んで身に付けた知識、スキルで外注を受けることができます。

例:プログラミング、Webページ制作、動画作成など

体力勝負

とにかく丈夫な身体を使って仕事をしたい人向け。

例:引越し作業、倉庫での軽作業、デリバリーなど

副業の選び方

本業に支障をきたさないものであれば、どのような副業を持っても問題はないと思いますが、長く続けていきたいと考えているのであれば、自分の置かれている状況に合わせて選ぶべきです。

例えば、以下のようなことをまず考えてみましょう。

  • 週にどのくらいの時間を副業に充てたいと考えているのか
  • 平日に副業をしたいのか、週末にガッツリまとめてしたいのか
  • 趣味の延長として自分が好きなことをやりたいのか
  • 新しいスキルを身に付けるためにチャレンジングなことに取り組みたいのか
  • 収入を第一優先にしたいのか、収入の優先順位は低いのか

人により考え方は様々なので、自分がどのような働き方をしたいのかを頭に描いてみると良いでしょう。

本業では生活のために働いているので、本当にやりたいことを仕事にできている人は少ないと思います。

せっかく副業を持つのであれば、好きなこと、興味があることを仕事にしてみると、長く続けられるかもしれません。

また、趣味や特技を生かして収入を得ることができれば、更に一層頑張ろうというやる気につながります。

明確な目的があってお金を貯めたいということであれば、短期集中でガッツリ稼げる仕事を探しましょう。

副業の具体例

では、実際にどういった副業が考えられるのか、具体例を見てみましょう。

クラウドソーシング

最近はクラウドソーシングのシステムが発達し、仕事を依頼したい人、仕事を受けたい人の双方にとって便利になりました。

クラウドソーシングを仲介しているサイトに登録することで、自分のスキルを生かせるWebページ制作、プログラミング、ライティング、動画制作等の仕事を簡単に探すことができ、すぐに仕事を始められます。

ハンドメイド品の販売

「オンリーワン」の商品を求める人が増えたことにより、ハンドメイドのアクセサリー、バッグなどの小物から、洋服、アート作品まで、インターネット上での販売ニーズが拡大しています。

これまではフリーマーケットのような形での販売がメインでしたが、インターネット上の各種販売サイトを利用することで、より多くの人に効率的に届けられます。

ペットシッター

癒しとなるペットを飼う人たちが増えていますが、旅行中にペットホテルに預けるのを嫌う飼い主が多く、不在中に自宅でペットのお世話をしてくれるペットシッターが人気です。

定時にご飯とお水をあげ、トイレ掃除をして、少しの時間遊んであげて、元気にしているペットの写真をメールする他、犬の場合は決まったコースを散歩させるように依頼されることが多いようです。

動物好きな人には楽しめる副業でしょう。

通訳・翻訳・通訳ガイド

世界の様々な国からインバウンドの訪日が増える中、通訳や通訳ガイドのニーズは高まっています。

英語以外の様々な言語でのサポートが必要とされているため、これまで生かすことが難しかった言語についても仕事が見つけやすい状況になっています。

登録サイトを使うと、面接でスキルチェックをされた後に週末だけ通訳として派遣されたり、夜間の仕事を紹介してもらえたりと便利です。

アフィリエイト

既にブログや自身のホームページ等を持っている人は、そのサイトを活用しアフィリエイターとして副業収入を得ることができます。

月間ページビュー数をある程度稼いでいる有料サイトであれば、適切な広告を掲載することで一定の収益をあげられる可能性が高いでしょう。

インターネットでの情報発信が好きな人は、SNSも上手に使いながら趣味の延長線上で副業を持つことができるでしょう。

デリバリー

コロナウィルスの影響で飲食店からのデリバリーニーズは大きく拡大しており、Uber Eatsなど、デリバリースタッフとしてスキマ時間を活用する人が増えています。

運転免許がなくても、自転車での配達が可能な点も、副業としての収入と健康促進にも役立てることができ、若い人には人気の副業です。

株・FX・不動産投資

昔から副業として捉えられていた株や投資は、基本的に資本として使える元手資金をもっている必要があります。

しかし、最近では少額から投資できる不動産物件やマンション投資なども増えているので元手資金の壁は低くなっているようです。

また株やFXも勉強しやすい環境が整っているため、以前よりはかなり取り組みやすい状況になっています。

まとめ

本業と違い、気軽な気持ちで始められるのが副業の良いところです。

最初から「これで将来は生計を立てる!」と気負わずに、好きなことや興味のあることの延長で、副業として取り組んでみるのが良いでしょう。

自分が関心のある仕事を選び、自分に合った時間の使い方をすることで、結果的に長く続けられ、収入も増えていくという好循環を生むのが副業です。

副業に興味がある方は、ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか?

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