最近では副業を認める会社も増えてきており、国も副業を推奨しています。
世の中で副業の流れがきている中、
- 副業で稼ぐスキルを身につけたい
- 副業で稼いで将来は独立していきたい
などと考えている人も多く、また現在では副業で稼ぐハードルも下がりつつあります。
そんなハードルが下がりつつある副業でも、ブログやせどりなどいろいろな副業がある中、youtubeは副業として狙い目であると言えるでしょう。
その理由は以下の3つが挙げられます。
- ユーザーが多い(視聴者が多い)
- 5Gの出現により動画市場が拡大していく
- 気軽に始めることができる
この記事ではなぜ、2020年現在からでもまだYoutubeで稼ぐことができるのかについて紹介していきます。
Youtubeが副業でねらい目である理由
①ユーザーが多い(視聴者が多い)
NTTドコモモバイル社会研究所が2020年1月に動画サービス利用動向について調査したデータによると、youtubeの認知率は95%、利用率は6割を超える結果になりました。
※調査対象:15〜79名男女 有効回答数:6925人
今やこどもが将来なりたい職業ランキングでも上位に入ってくるyoutube。
老若男女問わず、youtubeの視聴者はかなり多いものと考えられます。
実際私の友人でもゲーム実況やビジネス系のyoutuberを見ていたり、知り合いの40代50代の人たちは、DIYの動画を見ていたりと、体感的にもyoutubeのユーザーは多いと感じます。
また、スマートフォンの普及により、いつでも誰でも気軽に見られるyoutubeは多くの人にとって、欠かせない存在になっているのではないでしょうか。
このように視聴者が多いため、youtuberは、自分の動画を視聴してもらえるチャンスが広がっているのです。
②5Gの出現により動画市場が拡大していく
5Gとは、第5世代移動通信システムのことで、
- 高速大容量
- 高信頼・低遅延通信
- 多数同時接続
という3つの特徴があります。
現在私たちが使っているスマートフォンは4G環境に対応しており、次世代の5Gの波がそこまで来ています。
5G環境が進むことで、ギガ無制限、映画が数秒でダウンロード可能、長時間ある動画のアップロードがすぐにできるなど、通信環境がますます快適になっていくのは間違いないです。
このように5G環境が進むことで、youtube市場はさらに拡大していくでしょう。
③気軽に始めることができる
youtubeは気軽に始めることができます。
なぜならスマホあるいはパソコンさえあれば、誰でも始めることができるからです。
また、うまく視聴者のニーズを捉え、ファンが増えれば、一気に個人の影響力を高めることができ、自分の商品やサービスも売れやすくもなるでしょう。
他の副業に比べ、youtubeほど、お金をかけずに成功できる副業は今のところないかもしれません。
副業でyoutubeは収益化と継続が大変
youtubeは比較的始めやすい副業ですが、収益化までには時間と労力がかかります。
ヒカキンさんやはじめしゃちょーさん、ヒカルさんなどの人気youtuberは、いわゆる成功者と言われ億単位で稼いでいると推測されています。
しかしながら、youtuberとして生計を立てられるぐらい成功している人はほんの一握りです。
チャンネル登録者数が1万人以上の人で上位3%と言われており、動画の更新頻度や1再生数あたりの単価にもよりますが、チャンネル登録者数1万人で月収が20万円ぐらいと言われています。
youtuberの収入は企業案件や自社商品の紹介、広告収入があります。
副業でyoutubeを始めるなら、まずは広告収入で収益化をはかっていくことになるでしょう。
youtubeの広告収入は、動画の再生回数に応じてyoutubeから広告報酬が支払われる仕組みになっています。
しかし、炎上系youtuberや違反動画を配信するyoutuberが増加したため、以下のように収益制度が厳しくなりました。
- チャンネル登録者が1000名以上
- 過去12ヶ月間の総再生時間が4000時間以上
※2018年2月に基準が変更
このようにすぐに収益化することが難しくなったため、継続して良質な動画を配信し続ける必要があります。
さらに新型コロナウイルスの影響で企業が広告費にお金をかけることができず、youtubeの広告収益の単価も下がっています。
また、最近では大企業や有名人もyoutubeに参入しています。
元ジャニーズの手越祐也さんは、1ヶ月も経たないうちにチャンネル登録者数100万人を超えました。
その他有名人も参入すれば万単位のチャンネル登録者数を確保しています。
このように知名度がある有名人がyoutubeに参入することによって、副業でyoutubeを始める素人は、登録者数を増やすことが厳しいのが現状です。
- チャンネル登録者数もなかなか増やせない
- 収益化もいつできるか分からない
このような厳しい状況の中、動画配信を続けるのは本当に大変です。
本業をやりながらだと、なかなか時間的にも精神的にも余裕がないものです。
確かにyoutubeはスマホ1台あれば、動画配信できます。
しかし、動画配信の裏では、動画の台本作成、動画撮影、動画編集など、様々な作業と多くの時間を要します。
youtubeは確かに夢がある副業と言えますが、収益化まで動画配信を継続し続けることは、かなり大変なのです。
覚悟があるなら副業でyoutubeはオススメ
収益化までが厳しいyoutubeですが、試行錯誤を繰り返しながら、継続する覚悟があるならば、youtubeはオススメの副業です。
その理由はyoutubeを継続する過程で、様々なスキルが身に付くからです。
- 視聴者のニーズを捉えたマーケティング能力
- 動画編集スキル
- 相手に分かりやすく説明する論理的思考力
- 話す力
また、チャンネル登録者数が増えれば、自ずと個人の影響力が高まってきます。
もしその段階で自分の商品やサービスがあれば、youtubeが集客ツールとなり売れやすくなります。
起業案件も獲得できるようになるでしょう。
株式会社divの代表取締役のマコなり社長がオススメした商品は、アマゾンで品切れになったり、次の日店頭でお客さんが並んだりと非常に影響力があります。
このようにyoutubeでの影響力は、間違いなく大きな資産になります。
ここまで達するには、成功するまで試行錯誤を繰り返し、継続できる覚悟が必要です。
youtubeの収益化はそれほどまでに厳しいのです。
もしそこまでの覚悟があるのならば、youtubeはオススメの副業と言えるでしょう。