【この記事は下記のような人に向けて書いております】
- 転職を考えている
- 転職活動をしているが、なかなか内定がもらえない
- 転職理由を聞かれたとき、上手に答えるための方法を知りたい
転職活動において必ず聞かれるのが「転職理由」です。小手先だけのテクニックや、面接の応答マニュアルの様に返答するのも良いですが、転職理由が「納得できるもの」「信頼できるもの」でなければ、面接官はあなたを採用していいのか迷ってしまいます。
転職を成功させるために重要なことは、『自分の軸』を決めるという事です。
自分の軸を決めることで、転職理由にもスムーズに答えることが出来、信頼を得ることが出来ます。この記事を読んで実行すれば、『自分の軸』を決めることができ、確実に内定をもらえる確率がアップします。
私は過去の転職活動で1社も内定をもらえない状況から、転職理由に自分の軸を決めたことで、一気に4社から内定をもらえました。
転職理由に自分の軸を決めることが重要なのはなぜ?
転職理由に自分の軸を決めることは、転職活動において最重要です。なぜなら、自分の軸がなければ発言内容にズレが生じたり、矛盾が生じてしまい、会社はあなたを信用できなくなってしまうからです。
会社としては、信用できない人を採用できません。
私は転職活動を始めたばかりの頃、転職理由の軸を決めずに面接に望んでいました。その結果、1社も内定はもらえませんでした。
「それは単にあなたと会社が望む人材像に一致しなかっただけじゃないの?」と思われるかもしれません。
しかし内定をもらえないことに悩んだ私は、転職理由の軸を決めてから転職活動を再開すると、一気に4社から内定をもらうことができました。
これまでの転職活動と違うのは、『転職活動に軸を決めた』ことだけです。
転職理由の軸があると、発言内容にズレが生じませんし、矛盾も生じません。また想定外の質問をされたときも、自分の軸があるので、筋の通った回答ができます。
つまり一貫して筋の通ったことを言い続けるので、相手から納得感・信頼感が高まるのです。
以上のことから、転職理由に自分の軸を決めることは最重要です。まだ転職理由に軸を決めていないのであれば、何よりも優先して自分を軸を決めましょう。
転職を成功させるための自分の軸の作る方法
面接で必ず聞かれる項目として「転職理由」があります。転職理由は人によって様々ですが、自分の軸を決めることが転職成功の秘訣です。
では具体的にどのように自分の軸を決めるのかを見ていきましょう。
①転職する一番の理由を決める
転職するということは、何かしら今の職場に「不満を抱えている=転職によって叶えたいこと」があるということです。自分が「何を一番叶えたいのか」を明確にしましょう。
【具体例】
- 給料をアップさせたい
- 残業を少なくしプライベートを充実させたい
- 理想とするキャリアプランを歩みたい
- 誇りとやりがいのある仕事内容に取り組みたい
上記のように、自分が「何を一番叶えたいのか」を決めましょう。
②転職によって、自分が「どうなりたいのか」を想像する
ほとんどの人が上記で説明した「何を一番叶えたいのか」を考えそこで終わってしまいますが、その先を想像しましょう。
なぜなら、転職後の自分を想像し相手に伝えることで、あなたを採用した未来を想像してもらえるからです。会社はあなたを採用することで、会社にどんなメリットがあるかを考えます。
「転職後の自分なんて想像できない」と思うかもしれませんが、あなたを採用する未来を想像してもらえなければ、会社はお金をかけてあなたを採用するか迷ってしまいます。
「何を一番叶えたいのか」の先を想像し言語化することで、自分の軸を強固なものにしましょう。
自分と向き合うのはとてもしんどい作業です。普段から自分を深堀している人はほぼいないと思うので、慣れないことに疲れてしまいます。 しかし転職理由に『自分の軸』を決めることが転職成功の秘訣です。最初は辛いかもしれませんが、ここを面倒くさがらず自分と向き合ってください。
この『転職によってかなえたいもの』と『転職後自分がどうなりたいのか』の2点をよく考え転職活動にのぞむことにより、転職理由はもちろん、その他の質問にもスムーズに答えられます。
また、これは他の人から言われた意見ではなく、自分で考え行動した自分の意見となるので、転職後その仕事を続ける動機にもなるでしょう。
人は他人に言われたことや、良く考えず何となく始めたことは続かないものです。
転職理由を上手に伝える方法
ここまで転職理由に自分の軸を決めることの重要性を説明しました。正直、自分の軸が決まっていれば大抵の質問には答えられます。
しかし少しでも上手に転職理由を伝えることができれば、内定をもらえる確率がさらにアップしますので、ここでは転職理由を上手に伝える方法も説明します。
言い方を変える
すでに決めている転職理由の言い方を変えておきましょう。
転職理由は相手の受け取り方によってはネガティブに捉えられてしまう可能性があります。なるべくポジティブな言葉にすることで、相手に良い印象を持ってもらいましょう。
【具体例】
- 給料をアップさせたい
→自分の成果を正当に評価して頂きたい(成果に対する意欲) - 残業を少なくしプライベートを充実させたい
→効率的に仕事をすることで生産性を上げたい(精力的に業務に励む意欲) - 理想とするキャリアプランを歩みたい
→現職では実現できないポジションを御社でなら実現できる(キャリアアップに対する意欲・向上心) - 誇りとやりがいのある仕事内容に取り組みたい
→御社の業務を通じてお客様・世の中に貢献する一員となりたい(業務内容に関する理解)
必ず言うことを決める
ここでいう「必ず言うこと」はあなたのアピールポイントです。
- あなたがこれまで達成してきた実績
- 他の人よりもできる自信があること
- この転職で実現させたいこと
上記のように、あなた自身をアピールできる内容を持っておくことで「志望理由」や「自己PR」にも転用できます。
また面接官からの質問に答える際のネタとしても活用できます。
言わないことを決める
ここでいう「言わないこと」とはネガティブな転職理由のことです。
「言い方を変える」でも説明しましたが、相手がネガティブに捉えてしまうような言葉は使わないようにしましょう。特に抽象的な表現はNGです。
【具体例】
- 給料が安いから
- 残業が多いから
- 上司が嫌いだから
- プライベートの時間がないから
上記のような、「多い」「安い」など抽象的な言葉は避けたほうがいいです。また人間関係に関することも言わないほうが賢明です。
なぜなら「この人を採用しても、同じ理由で辞めてしまうのでは?」と相手が捉える可能性があるからです。
転職理由にネガティブな理由がつきものですが「言わないこと」を決めておくと、想定外の質問をされたときに「思わず本音が漏れてしまった」ということを防げます。
まとめ
- ①転職理由に自分の軸を決めないと、発言内容にズレが生じたり、矛盾が生じてしまい、会社はあなたを信用できなくなってしまう
- ②転職を成功させるための自分の軸の作る方法
→転職する一番の理由を決める
→転職によって、自分が「どうなりたいのか」を想像する - ③転職理由を上手に伝える方法
→言い方を変える
→必ず言うことを決める
→言わないことを決める
この記事に書いてあることを実行すれば、『自分の軸』を決めることができ、内定をもらえる確率がアップします。