最近では転職をすることは、当たり前の世の中になってきました。
それでもまだ、転職することに後ろめたさをもつ方、辞めてもその先の将来を考えて一歩を踏み出せずに悩んでいる方も多いものです。
人生を左右する選択ですので、迷って当然ですよね。
- 転職をして大丈夫かな
- 退職後、どうしたらいいんだろう
そんな不安をもつ方に!
今回は、転職をするメリットとともに、実際に私が転職に使った転職サイトをご紹介します。
私はこれで、3か月で再就職が決まりました。
ぜひ参考にしてください!
ここ数年転職率が増えた理由は?
まずは現代社会の離職率・転職率をお伝えします。
日本の離職率は、下記のようになっており、ここ数年は横ばいの数字となっています。
- 帝政28年が平均14.9%
- 平成29年が15.0%
- 平成30年は平均14.6%
一見、離職率だけを見るとさほど増えていないのではと思われるかもしれません。
ですが転職率でみてみると、下記のように毎年約0.1%ずつ転職率が増えてきています。たった0.1%か…でもこれは決して小さな数字ではありません。
- 2014年4.6%
- 2015年4.7%
- 2016年2017年ともに4.8%
- 2018年4.9%
約20人に1人転職しているという結果なんです。そう考えると割合は高いですよね。
ですが、世界水準でみると、日本は離職率も低いので、まじめな日本人らしい結果かなと思います。
一生涯一つの会社で勤めるという考えがなくなった
まずは思考の変動です。
就職活動で頑張って内定を貰っても、入社した会社で生涯勤めるぞ!と思い入社する人は減ってきています。
退職率を年代別で見てみると、平成29年度男性の場合下記のようになります。
- 19歳以下の離職率は37.2%
- 20歳~24歳40.1%
- 25~29歳19.6%
- 30代を過ぎると数字は一桁まで一気に下がりま。
- 女性も同様で、30代を超えると退職率が緩やかになっています。
若い世代の方は、「ずっとこの仕事がしたい!」という仕事の探し方ではなく、その先にある別の夢に向かっての通過点に考えたり、やりたいことがなかなか見つからずにとりあえずで就職する方も増えている傾向にあります。
ただその選択が、会社の上司や親御さん世代にはわからないといわれることもあり、悩む若い方々も多いのが現状です。
選択肢があることや定まらないことは可能性がたくさんあるということなので、全く悪いことではないです。
個人の選択肢の幅が広がった
個人のチャンスのフィールドが昔と比べると、圧倒的に広がったことがあげられます。
例えば、在宅事業やオフィスを持たないフリービジネス、SNSの広がり、ユーチューバーなどたくさんの新たなビジネス環境ができています。
働き方改革により、より社会の環境変化が進んでいます。
- 一つのことを続けるのではなく「たくさんの経験を社会で学びたい!」
- やりたいことを成功させるために「今はこの会社で学びたい!」
- やりたいことが学生内で見いだせなかったからとりあえずこの会社に..
この選択ができるようになったのは、先進国から遅れを取っている日本にはいい影響のひとつでもありますね。
会社に対する不平・不満
社会なのですからしょうがないことですが、不満をもっている人は多いのではないでしょうか。
そういえるのも、平成30年度離職理由のうち、個人的理由での退職は男性8.2%・女性13.1%で、男女ともに前年比より0.7%減っています。ですが、離職理由が事業所側という割合が増えているからです。
主に次の3つの理由が挙げられます。
- 人間関係(上司と合わない・後輩の育成が辛い)
- 労働条件(給与が少ない・残業が多い・福利厚生に不満)
- 仕事内容が合わない(思っていた仕事内容と違う・社風が合わない)
働き方改革といっても、企業によってスピードも違うのでまだまだ改善点は多いのが現実です。
圧倒的にサービス業が退職率が高いのも納得です。
ちなみに私が転職した理由も、会社の労働条件に対する不満からでした。
退職することによるメリットは?
心の休息ができる
自分をいたわる時間が取れます。
睡眠をとったり、3食しっかりご飯を食べたり、趣味を楽しんだり、友人と旅行に行ったり、好きな本を読んだりと、心休めましょう。
頑張って疲れた自分に、ご褒美をあげましょう。
仕事をしているとどこかで常に仕事に縛られていたり、心の余裕がなかなかできないものです。まずは一旦立ち止まり休むことができるのは、とても大切です。
家族・友人との時間をもてる
社会人になって、家族や友人との時間ってなかなか取れませんよね。
サービス業の方は土日休みではないため周りの方と時間が取れなかったり、県外に就職していたら1年の内会える期間って数えるほどしかありません。
実際に私がそうでした。
サービス業で平日休み、全国転勤有り、残業ばかり、もちろん暦通りの長期休みはありません。そんな生活のため、なかなか友人とも連絡が取れず、たまに連絡する家族にも疲れを八つ当たりすることも多くなっていました。
退職してからはしばらく、友人とカフェに行ったり、家族と出かけたりとコミュニケーションをとることを大切にしていました。
自分を見つめなおすきっかけになる
そしてゆっくり休むことで、新たな発見があったり、新しい目標を見つけることができます。
今の仕事が向いていないな..と感じる方にとっては自分の将来を見つめなおすきっかけにできますし、やりたいことがあれば勉強をする時間もとれます。
転職活動におススメサイト5選
リクナビネクスト
2018年に利用満足度No1になったほど、知名度の高いのが「リクナビネクスト」。転職者の約8割が使用しており、就職活動で使っていた方も多いので、とても安心して使えるサイトですね。
公開求人数が39,826件(2020年4月現在)と転職サイトの中でも多く、地方求人も多いことがとても嬉しいポイントです!
サイト自体も見やすく、使いやすいと思う転職サイトNo1と評価されるほど。とても助かるのが、約30分の293問の診断で、自己分析ができるグッドポイント診断です。
また、募集書類のダウンロードもすべてサイト内で行うことができるため、初心者の方にも利用しやすいです。またスカウト機能があり、求人側だけでなく企業者側からもオファーを貰えるので、効率よく求人活動を行えるのが特徴的です。
マイナビ転職
求人数は9,226件(2020年4月現在)の「マイナビ転職」には、約8割の求人がこのサイトにしかない仕事です!これだけで登録する意味はありそうですね!
特に20代の若者ユーザーを対象としたサイトで、スマートフォンでの表示最適化の対応がされていたり、社員の方のインタビューがのっており、わかりやすく、より現実的な情報が記載せれています。
しかも週に2回新着求人が更新されるので、どんどん新しい求人をみることができます。
このサイトの1番の特徴は、転職支援サービスです。最近では転職にエージェントを使う方、また検討している方も多いと思いますが、マイナビ転職ではエージェントに匹敵するサポートを受けられます。求人紹介・書類対策・面接対策・応募を専属スタッフがサポートしてくれるんです!
これを無料で行えるので、自分でも探したいけどエージェントも気になるな、という方にもおススメです。
doda
転職業界No2の人気を誇る「doda」、求人数も10万件以上を誇る転職サイトです。
リクナビネクストやマイナビ転職とは違い、海外求人も取り扱いがあり、海外も視野に入れている方におススメです。
ただ、押さえておきたいのは、未経験者向けの求人が少ないことです。海外気になるな、新しい仕事をしたいなという方よりかは、前職を活かした職種希望方むけです。
こちらのサイトに登録すると、自動でdodaエージェントにも登録ができるため、エージェントが気になる方は二度手間にならないので楽ですね。
チャットサポートで相談ができたり、職種ごとにキャリアアドバイザーをわけているので、専門分野に沿った手厚いサポートを受けられます。
キャリトレ
求人数8,600件の転職サイト「キャリトレ」は、利用者の7割が20代であり、サイトでも「20代のための転職サイト」と記載があるくらい若い世代に特化した転職サイトです。
基本的にはすべての過程を自分自身で行うようになりますが、20代には嬉しい未経験求人が多いのが特徴です。
初めての転職に自分で全てやるの不安だな..と思う方も多いと思います。
キャリトレは、アプリやtwitter上で転職の相談を気軽にすることができます。また、レコメンド機能がついており、AIにより個人にあったより精密な求人の紹介を受けることができます。
人を挟まないので、とりあえず転職初めてみよう!求人を探してみよう!と思った際にとても取り組みやすいサイトです。
転職EX
複数の転職サイトの求人をまとめたサイトが「転職EX」です。マイナビ転職や、doda、イーキャリアなど大手転職サイトと提携しているため、求人数322,309件(2020年4月現在)と圧倒的な数の仕事がのっています。
もちろんこれだけの求人数なので、職種や求人エリアも広く、複数の求人サイトを見なくても転職EXを見れば満足できるだけの求人を備えています!
自分自身で求人を探さないといけないので、時間と手間はかかりますが、いろんなサイトを登録するのであれば1つでいいので楽ちんですね。
まとめ
- 離職率は年々増えてきている
- 1つの企業でずっと働く人は時代とともに減ってきた
- 退職することでからだを労り、自分の新たな道をみつめる時間ができる
- 新たなチャレンジをするきっかけになる
- リクナビネクスト、マイナビ転職、doda、キャリトレ、転職EXがおススメ
ここまで以上のことをお伝えしてきました。
ネットにはたくさんのサイトがありますが、紹介した5つのサイトは初めてでも取り組みやすく、転職の際にとても重宝しました。
それぞれの特徴があるので、ご自身にあったサイトをみつけてみてください!
それが転職へのひとつの近道です。
新しい道に進むことは決して悪いことでもなく、むしろ素晴らしいことです。
一歩を踏み出し、ご自身の人生を豊かなものにしてください!