私自身、転職エージェントを利用して転職しましたが正直言って「とても誠実に対応していただけるエージェント」もいれば「何こいつ?転職させる気あるの?」っていうレベルのエージェントが担当になったこともあります。
転職というのは人の人生を左右するものなのでいい加減な対応は許されないのに、むかつく転職エージェントがいるのも事実です。
今回はそんな「むかつく」転職エージェントはなぜいるのか?どう対処すべきなのか?記載していきます。
転職エージェントにも合う/合わないがある
まず重要なのは、転職エージェントも人間であると同時に「得意・不得意」な業界があります。
その為
- その転職エージェント会社があまり得意としていない業界。
- 担当の転職エージェントが得意としていない業界。
の場合はやはりこちらの希望する求人が得られない時があります。
はっきりいってそのような状態の場合、下手に何回もお願いするくらいであれば、別の転職エージェント会社で応募すべきです。
また、転職エージェント自身も「何か自分の性格的に合わない」という場合もあります。
やっかいなのはそれでよい求人を紹介された時です。
実際にその会社に採用されるか採用されないかはあなた次第ですので、そのような時は求人を優先しましょう。
なぜむかつく転職エージェントがいるのか?
しかし、私が実際に転職エージェントを利用した際は、上記のような状態ではなく
- 明らかに人を小ばかにしている。
- 求人を全然持ってこない。紹介してくれない。
- 応募したいといってもなんだかんだではぐらかす
そういうエージェントに出会い、非常にむかつきながら対応した経験があります。
なぜこのような転職エージェントが存在するのでしょうか?
私の考えとして、このような転職エージェントは人を「お金のなる木」としか思っていません。
そのようなエージェントは
「変に内定をもらえるかわからない企業を紹介するくらいであれば、確実に内定をとれる企業を紹介して成功報酬をもらおう」
という考えであることが想像できます。
これから転職エージェントを使用して転職を検討する方も、このような考えの転職エージェントもいるかもしれないとぜひ覚えておいてください。
実際にあった!こんな転職エージェントとの体験談!
ここからは僕が実際に経験した話と、知人の経験談が混じります。
人を小ばかにして応募してくれない
ある超大手エージェントに応募した時です。
その頃は仕事で出張中なので電話で面談しましたが、その電話の時点で人を小ばかにした感じでした。
いろいろ希望を伝えても
- 「いや、30代で異業種とかないでしょ」
- 「求人は送るけど自分でも検索して」
みたいな感じで求人もほとんどもらえない状態でした。
しかし、今住んでいる家から近い会社で、結構大きな会社があったので応募したい旨を伝えたところ
「いやいや、あなたには無理でしょ。だって今と全然違う業界ですよ?」
みたいな感じを笑いながら言われて、かなり腹が立った思い出があります。
ていうかお勧めだから求人送ったんじゃないの?
このエージェントとはその後連絡を取りませんでしたが、ほかのエージェントで内定を頂いたのでその話をしたところ。
「え!?いってくれたらうちの会社からも応募できたのに!」
といわれて「なんでわざわざ前に報告くしなきゃいけないの?」とかなり呆れました。
残業代の計算が違う!?
ある転職エージェントを利用した話です。
エージェント自体もあまり面談で話を聞いてくれませんでしたが、持ってきた求人の中に良いものがあったので応募したところ、内定をいただきました。
しかし、いざ入社してみたところ。
残業代の計算方法が違うというトラブルに巻き込まれた人もいました。
そこで内定後ですが相談したところ「別にちょっと残業代下がるくらいいいでしょ」といわれて
「あなた達は入社してくれたらこれで終わりだけど、俺はもしかしたら定年までこの会社で働くかもしれないんだぞ!残業代が低いなんて生活にかかわるだろ!」
とマジで切れたことがあるそうです。
そしてその場で上司まで呼ばせて、謝罪させたそうです。
このように転職エージェントも万能ではありません。
特に2回目の例はどうしようもない反面もあります。
面接のときにお金の話をしたら、あまり良い印象ではないですからね。
また、一般的に求人情報には基本給などは提示されていますが、残業代までは提示されていない事がほとんどなので、事前に気づくのは難しかったかもしれません。
しかし、我々はあくまでも転職エージェントの情報をもとに応募したい企業を決めるわけなので、正確に情報を提供しない転職エージェントなんてありえません。
むかつく転職エージェントに当たったらどうするか?
もしむかつく転職エージェントが担当になったら、状況によって対応を変えましょう。
良い求人を持ってきてもらえるのであれば、応募してもらいましょう。
エージェントが内定かどうかを決めるわけではありません。
また、その場で上司の人を読んでもらうのも一つの手です。
私と同時期に転職した方はエージェントの対応が不満なので、その場で上司を読んで担当を変えてもらったそうです。
特に自分に迷惑がおよびそうな時は必ず変更してもらいましょう。
自分の人生がかかっている!最悪の場合は変更してもらおう!
転職というのは自分の人生をかけた行動でもあります。
その転職を楽にするために転職エージェントが存在するのですが、そのエージェントもまた「人」なのでいろいろな人がいるのも事実です。
また、それを仕事にしている以上はなるべく「内定をもらいやすい」会社を進めるのもある意味当然です。
しかし、だからといって自分の人生をかけて転職先を探している求職者に、いい加減な対応を取っていいという免罪符にはなりません。
あまりにも対応がひどい場合は、最悪担当を変更してもらいましょう。
ほとんどの転職エージェントにはアシスタントがいるので、その方に理由を話して上司の人に取り次いでもらい理由を放せば、担当を変更してもらえる可能性は高くなります。
また、別の転職エージェントの会社に行くのも一つの手ですね。
自分の人生がかかっている転職です。細かいところも妥協せずに、転職成功を目指して行動しましょう。